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かしこい主婦は手前の牛乳を買う
「 富士山山小屋では無洗米 」
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 富士山の山小屋で、コメの表面についている「肌ヌカ」を取ったBG無洗米を使うという記事です。
 環境問題(主にゴミ)で世界遺産登録がうまくいっていない富士山にとって、少しでも環境にいいことをするというのは大事なことですね。
 特に苦労して運んだコメに最初から捨てることが前提となっているヌカが付いているのは、効率の面でももったいないですよね。それに、コメを研ぐときの水のことを考えても、米研ぎ用に使っていた貴重な水を他の用途にまわせるのはいいことでしょう。

 無洗米というと、普通の白米より、多くの手間がかかっているので高いというイメージが強いと思いますが、ヌカの重さの分だけ食べられる分量が多いので同じ値段であれば割安です。(3~4%)
 また、酸化しやすいヌカがないため、味の劣化も少ないそうです。

 無洗米については全国無洗米協会のホームページ(URL
http://www.musenmai.com/)、東洋精米機製作所(BG無洗米を作っている会社)のホームページ(URL http://www.toyoseimaiki.co.jp/)が情報が豊富ですね。
 ちなみに、茶碗1杯のコメ(75g)を普通米から無洗米に変えると、研ぎ汁を処理するエネルギーでCO2換算で1.4g削減できるそうです。また、水については0.75リットルの削減になるそうです。

 また、家庭用の精米機でも無洗米の作れるものがいくつかありますね。
細川製作所 家庭用精米器 CM850
 


タイガー 精米器 米とぎ機能付 RSE-A100
 


象印 無洗米精米機 BT-AE05
 


エムケー 精米機 SMD-51G つきたて一番
 




富士山山小屋、今夏からBG無洗米を使用 水減らし環境負荷小さく

 富士山の山小屋経営者らでつくる「富士山吉田口旅館組合」は、今夏の夏山シーズンから、各山小屋で使用する米を順次、とがなくても炊ける「BG無洗米」に切り替える。水の使用量を減らし、環境負荷を減らすのが狙い。
 BG無洗米は、通常の精白米の表面に残る粘着性の強いヌカを除去した無洗米。同組合は「約5キロのBG無洗米で約50リットルの節水になる」と説明する。とぎ汁が出ないため、下水処理も不要になる。
 7合目鎌岩館(標高約2790メートル)を経営する岩佐克圭さんは「世界遺産登録を目指す富士山の環境保全運動の一環にしたい」と話している。
(2009年6月27日 毎日新聞)
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