レジ袋有料化のニュースです。レジ袋が有料化されるのは、コンビニなどでは店を出てすぐに(コンビニのゴミ箱に)袋を捨てるなどの状況から、ゴミ削減のために不要なゴミ袋を出すのを止めましょうという主旨ですね。
レジ袋有料化していないスーパーなどでも、買い物袋(カゴ)を持参した人にポイントサービスで優遇するなどを行っているところもあります。
実際に我が家では食品を買いに行くときなどは買い物カゴを持っていっていますが、特に苦になっていません。カゴを持っていくと袋詰めの手間が省けるので楽なくらいですね。私としては定期的な買い物などでは買い物袋を持参するのはそれほど問題ではありませんが、記事にもありますが、会社の帰りなどでのちょっとした買い物のときにレジ袋が有料なのは辛いですね。
レジ袋の有料化 試行進むも、客離れ懸念
小売店などに容器包装ごみの減量を義務づける「改正容器包装リサイクル法」が本格実施されてから六月一日で二カ月となる。同日からレジ袋を有料とする店舗を増やすスーパーもあるなど、取り組みも活発化。一方、コンビニエンスストアをはじめ、一部スーパーには客離れを懸念する慎重論も根強く、有料化の浸透には時間がかかりそうだ。
生活協同組合コープこうべ(神戸市東灘区)は、買い物代金の精算後、袋の料金(五円)だけを代金箱に入れる仕組みを、六月一日から全百五十店舗でレジ精算に切り替える。二-三月からレジ精算を八店舗で試行したところ、70%だった買い物袋持参率は90%まで上昇した。
コープこうべは組合員に無料で買い物バックを貸し出すサービスなども実施。神戸市など八市とも協定を結び、自治体も買い物袋の持参を呼び掛けており、試行店舗でも「客足はほとんど変わらない」とする。
大手スーパーで初めて有料化したイオンは六月、京都市内の一店舗で試験導入していた有料化を全国六店舗に拡大。開始当初、前年比で2%落ちこんだ客足も戻り「少しずつ認知度は高まっている」とするが、「啓発などの面で自治体の協力がなくては、浸透に時間がかかる」とも漏らす。
イズミヤ(大阪市)は現在、京都と大阪の二店舗で試験的に導入。持参率は三割から八割にまで伸びたが、兵庫県内の十二店舗については「地域で無料化を続ける競合店も多く、有料化は未定」。業務用食品卸・スーパーのトーホー(神戸市東灘区)も「他社の動向を見て、業界の足並みがそろうのを待つ」と様子をうかがう。
あるコンビニエンスストア広報部は「偶然立ち寄った客や男性会社員などに、買い物袋の持参を求めるのは難しい」と指摘。別のスーパー広報は「レジ袋削減で客数が一、二割減れば、赤字経営になる店舗も出てくる」ともしており、依然“横にらみ”状態が続きそうだ。
(2007年5月31日 神戸新聞)
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食品廃棄物はいわゆる食べ残しの以外にも、調理のときに出る野菜の皮や、肉のスジ、魚の内臓・骨などいろいろなものがあり、これらを飼料や肥料にして利用しようという試みはいろいろなところで行われています。
レストラン意外だと、ホテルやスーパーマーケット、学校給食、社員食堂などでは多くのところで行われています。また、個人の方でも生ゴミ処理機などを使って食品廃棄物を肥料にして家庭菜園などで使っている人は多いと思います。
個人で生ゴミ処理機を使うときは自治体が補助を出しているところも多いので興味のある人は、自分の住んでいるところの市役所などに確認するとよいと思います。(補助をもらうに結構いろいろな基準があるので、生ゴミ処理機を買う前に確認しましょう。)
小田急、食品廃棄物のリサイクル拡充
小田急電鉄はグループの食品スーパー・ホテルで発生した食品廃棄物のリサイクルを拡充する。食品廃棄物を同社グループのリサイクルセンターで飼料にし、その飼料で育った豚の肉を店舗で販売する。この仕組みをグループ外のスーパーや飲食店にも提案する。
今年度中にも、小田急グループの百貨店やスーパーでこの循環システムを利用した同社ブランドの肉を発売する。グループの流通店や駅ビル飲食店、ホテルなどから発生した食品廃棄物を神奈川県相模原市のグループのリサイクル拠点「小田急フードエコロジーセンター」で飼料化し、契約養豚農場に提供。その農場の肉を仕入れる。
(2007年5月26日 日経新聞)
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今年の冬は暖冬で、雪が少なかったのでスキー場が早々に営業終了したりしていたのは記憶に新しいですが、暖冬の影響が水不足といった形での影響が出始めているようです。
尾瀬は今日が山開きで、例年ですと山開きから2週間~1ヶ月は残雪でミズバショウはほとんど咲いていないのですが、今年はすでにほとんど雪がないようです。(ミズバショウが見頃になるのは6月上旬かなぁ…)
昨日は関東でも夏日(最高気温が30度以上)だったところもあったようですので、このまま暑い夏になり、空梅雨で雨が少なかったりすると、水不足どころか干ばつで米が取れないような事態になるかもしれませんね。(四国では取水制限が始まったところもあるようです。)
これは地球環境の変化(温暖化)の影響なのでしょうか。
尾瀬1カ月早く雪解け
国土交通省は二十二日、尾瀬沼観測所の消雪(雪解け)を平年より約一カ月早い今月十九日に確認した、と発表した。利根川八ダムの貯水量は一九九二年以降最低で、同省は「ダム群への多量の雪解け水流入は期待できない」と渇水への警戒を強めている。
毎年五月二十日現在の平均積雪深は四三㌢あったが、暖冬の影響で今年はいち早く雪解けした。
統計を開始した五四年以降九番目に早いという。一-四月の累加降水量も平年の65%(一六〇㍉)しかない。
このため矢木沢、藤原など八ダムの貯水量は三億三千九百六十一万立方メートル(二十一日午前九時現在)で平年の81%にとどまる状況だ。梅雨入りまで貯水量の低下が続く見込み。
国交省は「今後の降雨量によっては利根川水系の取水量確保のためダムの水をさらに多く放流しなければならない」として、水需要や降雨量に応じたきめ細かな水運用を行っていく方針。
(2007年5月23日 上毛新聞)
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