グリーンピースの活動というと、抗議活動や、啓蒙活動のようなものだけかと思っていたのですが、製品の環境に与える影響度をランキングして発表するようなこともしていたのですね。正直、知りませんでした。
パソコンの環境対策だと富士通がトウモロコシから作ったプラスチックを使って環境に配慮していますというコマーシャルを流していますが、これはこの評価にどれくらい影響を与えているのか不明です。
アップルは言ったことをすぐやると言う姿勢がこういった面でも現れていますね。こういった実行力がアップルの強みなのでしょうね。
(厳しい言い方ですが)ソニーはこういった部分でも他社に遅れをとっているのですねぇ。
1位になったノキアですが日本ではあまり使われていませんが携帯電話の大手メーカで、成田空港などで海外用の携帯電話をレンタルするとほぼ間違いなくノキアの製品ですね。なんて、書いていたら同じ職場の人間がソフトバンクのノキア携帯を持っていました。ドコモとソフトバンクの携帯電話で日本にも進出してきているようですね。(全然、知らなかったです。)
グリーンピースの環境ランキング(PC・モバイル機器)でノキアが1位に
グリーンピースはこのほど、4回目となるパソコン・モバイル機器メーカー14社の環境配慮度合いの調査結果を発表した。前回の調査で2位に順位を下げたノキアがトップに返り咲き、「よりグリーンなアップル」のスローガンのもと環境負荷削減の取り組みを宣言したアップルが最下位から10位に順位を上げ、トップ10入りした。デルと前回トップだったレノボが同率2位に付けた。
グリーンピースは2006年8月に最初の調査結果を発表した。その後、IT(情報技術)機器の急速な技術革新を反映して3カ月ごとに調査を実施し、順位を更新している。今回の調査結果では、4位以下はソニーエリクソン(4位)、サムスン、モトローラ(同率5位)、東芝、富士通シーメンス(同率7位)、エイサー(9位)と続く。パナソニックは12位と順位は低かったものの、DVDプレーヤー・レコーダー、ホームシアター、ビデオデッキなど塩ビ不使用の製品を多数販売し、塩ビ不使用の製品リストを公表していることが評価された。前回の11位から最下位に順位の下がったソニーは、廃棄物政策に関するダブルスタンダードが評価を落とした。
評価基準の2本柱は、有害物質の使用削減と使用済み製品の回収・リサイクル。ノキアは多くの製品で有害物質の使用を完全に止めたことが高く評価されている。
(2007年7月9日 日経エコロジー)
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