NECの使用済みパソコンの買取サービスについての記事です。大手企業では仕事で使用しているパソコンはしっかりリサイクル業者などを経由して処理されていますが、中小では再利用できるのにゴミとなっていますからエコロジーな面でも意味がありますね。
会社で使用しているパソコンには使っている人間が考えている以上の機密情報が入っています。
例えば、メールソフトのアドレス帳だったり、会社の座席表、組織図などは、考えている以上の価値のあるデータだったりします。こういったデータを専門化が出張して来て消去してくれるのは、企業の情報管理責任者にとっては非常にうれしいサービスでしょうね。(廃棄したパソコンからの情報漏えいは企業の信用問題になりますからね。)
NEC、法人向けの使用済みパソコン買い取りを強化
NECとNECパーソナルプロダクツは、再生パソコン「NEC RefreshedPC」事業で、法人ユーザーの使用済みパソコンの買い取りを強化するため、パソコンの買い取り時に、サービスエンジニアがユーザーを訪問、その場でパソコン内に残っているデータを消去する有料の「法人向け出張データ消去サービス」を6月11日から開始する。
通常、「NEC RefreshedPC」向けに買い取ったパソコンは、NECの工場内でデータ消去を行っている。しかし、「法人向け出張データ消去サービス」ではデータが消去された状態にしてからパソコンを工場に運ぶため、輸送時の情報漏洩が防止できる。
データ消去の方法は、米国国防総省NSA規格に準拠した同社独自のソフトウエアによる消去方式や、ハードディスクに穴を開けて物理的に破壊する方式などから選択できるという。
「法人向け出張データ消去サービス」の価格は、訪問基本料金がハードディスク10台まで1万円、ソフトウエアによるデータ消去費用が1台当たり3100円からなど。ただし、出張地域は、関東、中部、近畿。
(2007年6月8日 日経エコロジー)
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